今日は斗真君が帰ってきた…朝六時に帰ってきて…少し寝て…昼過ぎに仕事に出かけて…夜七時にまた帰ってきて…焼き鳥屋に行って…今、帰って行った…。斗真君が家を出るようになってから六年…所謂…会社を出向になってから六年だ…何気に今日考えた…やっぱり斗真君が一緒に暮らしていた時は…良かったなって…朝早く起きて斗真君のお弁当を作ったり…晩御飯を作ったり…そんな事はなんの苦にもならないものだ…子供は巣立ってなんぼだけどね…やっぱ命だよね…。だからね…勿論なにがなんだか…なんかよく分からないけど…裕太君の目は…僕が全部悪い訳じゃないっー目だね…ウチの斗真君と同じで…あんまり頭の良くない子であれば…素直な目…とも取れなくもないね…本当のとこは分からないのに…今の世は…叩いたモノ勝ち…自称評論家ばかり…そんな世で…事実を訴えたところで…名誉は回復しない。裕太君にもお母さんがいる…そりゃお母さんは…裕太君が100%悪くても庇うわな、当たり前だがね…すると庇ったお母さんまで袋叩き…神様…この世は…大丈夫ですか…　　続く